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薬師寺涼子の怪奇事件簿 #13(終) 東京デッド・オア・ラブ(後編)

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アニメ薬師寺涼子の怪奇事件簿の第13話(最終話)「東京デッド・オア・ラブ(後編)」を見ました。

泉田準一郎と合流した薬師寺涼子の前に戦車が迫るが、それはマリアンヌとリュシエンヌが奪ってきた物だった。薬師寺涼子は二人のフランス土産である香水をつけると戦車での進軍を開始。遂に石動瑠璃子を東京タワーの下で追い詰めるが束の間、逆に用意されたNPPの兵隊に囲まれてしまう。そこで最後の交渉が行われるが決裂。そこにJACESの空爆が東京タワー目掛けて行われ、NPPの兵隊は動きを失う。NPPの兵隊は東京タワーからの電波(通称・毒電波)によって操られていただけだった。炎上する東京タワーは崩れ、その瓦礫に薬師寺涼子らも瑠璃子と野長瀬も飲み込まれる。

瓦礫の中、目を覚ましたもなみは自分の様子を窺っていた薬師寺涼子に泉田の無事を問う。もなみの心配をよそに泉田は健在ですぐ近くに倒れていた。安堵するもなみに薬師寺涼子は一つの提案をする。その内容は二人の薬師寺涼子が手を組むというものだった。提案にもなみが返事をする前に瑠璃子と野長瀬が現れる。銃を突きつける野長瀬を前に薬師寺涼子は香水を高らかに投げ、それを泉田が打ち抜く。瑠璃子と野長瀬に香水が降りかかると、二人の身体が崩れ始める。その香水は西行法師の反魂法の逸話になぞらえたもので、瑠璃子によって作られた人間の弱点であった。崩れる二人の姿はその存在が作られたものであるという証拠だった。自身の正体を知らなかった野長瀬は狼狽しながら、瑠璃子は再会を思わせる言葉を残しながら崩れ落ちる。薬師寺涼子は生死すら不明な石動瑠璃子との対決が始まった事を決意する。

後日、記者会見で披露された薬師寺涼子の健在ぶりに、弱みを握られた者達は震え上がった。

最終話の感想

演出的な見所は室町警視の暴走と東京タワー炎上。まさか室町警視がプッツンするとはね。

ストーリーでの見所はもなみの生還。大抵の作品ならもなみは最終回で死んでいるはずだが、この作品ではその気配すらなかった。

全話の感想

娯楽小説が原作だけの事はあり、終始気楽に見る事ができた。

短い感想だなぁ。

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