Wininet.dllエラーの応急処置
Windowsの起動時にwininet.dllがエラーを吐き出すようになった。
このエラー、延々終わらないから何もできない。
セーフモードでもscanreg/restore
でも駄目、ウイルスは発見できなかった。
改善策を色々調べたけど、Windows98SE+IE6に限定したものは見つからなかった。
InternetExplorerのバージョンが5.5までだったら結構見つかった。
見つかったほとんどの改善策は下のMicrosoftサポートにあったのと同じだった。
- [OLEXP] エラー メッセージ : MSIMN のページ違反です。モジュール WININET.DLL
- Explorer.exe のページ違反
- エラー メッセージ: モジュール Wininet.dll でのページ違反が発生します。
あと試してないのは、Windowsの上書きインストールだけ。駄目だったらクリーンインストール。
でも今のままでは、上書きインストール作業も出来ない。
だからまずはエラーの発生を抑えるだけの応急処置。
エラーが起こるのがwininet.dllだからそれを取り除けばいいんです。
削除、リネーム、移動、とにかくC:\WINDOWS\SYSTEM
に wininet.dll が無い状態に出来ればいいのです。
Windows起動中、wininet.dll はアクセス中でどれも出来ないと思います。
セーフモードでも使用されるので無理だと思います。
だからDOSモードで対処するのですが
wininet.dll が無くなると一部のソフトが正常に動作しなくなります。
- InternetExplorer
- IEコンポーネントを利用したソフト(Sleipnir,その他大量)
- ActiveXを利用したソフト(Macromedia Flash Player等のIEのプラグイン、McAfeeのソフト)
- 通信が必要なソフト(これもIEコンポーネントなのかも)Outlook Express(POP3は大丈夫ですがHotmailは使えません),MSN Messenger,Windows Media Player
- その他のソフト(詳しくないのでよくはわかりませんがExplorerのようにフォルダにアクセスするソフトが多いです)
McAfeeを利用している人はセキュリティ対策出来なくなりますのでお気をつけ下さい。
それではDOSモードでの対処法です。
- コマンドプロンプトモードで起動する(PCの電源を入れてすぐ[Ctrl]キーを押し続け、メニューから選択)
- その後は太字のように入力します。
C:\>c:\
(起動ドライブに移動)C:\>cd windows\system
(SYSTEMフォルダに移動)C:\WINDOWS\SYSTEM>rename wininet.dll wininet.old
(wininet.dllをwininet.oldにリネーム)C:\WINDOWS\SYSTEM>win
(Windowsを起動)
これでWindwos起動時にエラーが発生しなくなります。
後はエラーを改善するなりデータを移すなりしましょう。
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