牙 #51(終)
牙の最終話「風吹く場所へ」を見ました。
ジーコとギンガには驚いた。
ジーコについては予感はしていたけど、まさかロイアを庇うかたちとは思わなかった。それとタスカー内でのゼッドへの挑発。ゼッドじゃなくても「この爺はいけしゃあしゃあと！！」って思う。
ギンガは、確かにはっきりと最後は描かれてなかったけど……。でも、全てのスピリットがタスカーの支配下にある状況でエクス・マキーナ以上に適したものはなかった。
タスカーとの決着は、ゼッドの怒涛の攻めが気持ちよかった。ちょっとゼッドが強すぎるというか、人間離れしてけど。最後にアミル･ガウルと力試しをするのは何ともゼッドらしい。
それにしても、アミル・ガウルは最後まで一言も喋らなかったね。固有の意志を見せる唯一のスピリットだっただけに、ちょっと期待してた。結局、アミル・ガウルがどうして特別なのかもわからずじまい。
ノアは、タスカーにやられた後遺症なのか療養してたけど、這いつくばってでもサギリの元へ行け！！
ロイアは、好きになった相手が悪かった。ゼッドみたいなタイプは翼がなければ死ぬし、あれば飛んで行く奴だから。
全話通しての感想
この作品からは、妥協や媚びといったものを感じなかった。
カードゲームのCMは本編とギャップがあって面白かった。とくにロイアとゼッドのパターンが気に入った。本編では絶対にない掛け合いと力関係が良かった。
BGMには民族っぽい曲が幾つかあって、それも気に入っていた。
というわけで、凄く面白かった。プリキュアを犠牲にした分の価値は十分あった。
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