Venus Versus Virus #12(終)
いやぁぁあああああああ!
こういう終わり方が一番苦手やねん(あまりのショックに口調が変質しております
苦手というだけで、駄目だとは思わない。
後に何一つ残らない終わり方は、とても綺麗だと思う。思うけど、残るものが無いという事は、それまでに積み重ねたモノを示すものが無いという事でもあると思う。これは何かを成した評価が欲しいのではなく、人間関係の変化や心情の移り変わりとか人の内面の変遷から生まれたものが欲しいんだよ。物理的・物質的なものと違って戻る事が無いから、結果がないとその過程もなかった事になる気がする。
しかも、ヒロイン二人はすれ違ったままだったし、誰も覚えてる人がいないってのも寂しいなぁ。DVDとかで救済はあるんだろうか。
全体を通しての感想
面白かったよ。物語の構図は単純で、それと対になるように個々が抱えるもんだは複雑。
スミレの心情も十分見所だった。ヴァイアラスを倒すだけでなく、バーサークに悩んだり、力不足に悩んだり、知り合いを巻き込んで悩んだり、ルチアとの関係に悩んだり……悩んでばっかだったな。でも話が暗くならないのは、性格のせいか。
始まった時は、原作はまだまだこれからの作品で、そこがかなり不安だったけど、面白かったね。
コメント[0]
コメント投稿フォーム
コメントを投稿するにはJavaScirptが必要です。ブラウザのJavaScriptを有効にしてください。
トラックバック[0]
トラックバックはまだありません。
コメントはまだありません。