D.C.II S.S.~ダ・カーポII セカンドシーズン~ #13(終) 巡りくる季節
桜内義之が消えて二か月経ち、季節は春。
義之の存在を誰もが忘れる中、
音姫 と由夢 は忘れずにいた。音姫 は義之の名をノートに書き綴る事で、由夢 は義之とのデートコースを巡る事で必死に忘れずにいた。また、義之の友人達は理由のない喪失感を感じていた。春になり、枯れない桜に芽生えた蕾とともに、桜に取り込まれた芳乃さくらが意識を取り戻す。さくらは悲しむ
音姫 と由夢 、どこか寂しさを抱える義之の友人達を目の当たりにし、ある事を願う。
由夢 は桜が枯れてから見なくなった夢を見る。夢の中で、由夢 は義之と再会していた。夢から覚め、夢の内容に絶望する由夢 だったが、自分の夢がかつて予知夢だった事を思い出し家をとび出す。義之を失い哀しみに打ちひしがれる
音姫 の前に人影が現れる。
魔法は人を救う、とは終われず、終わりよければ全てよし、とも言い切れない。とくに純一の死が虚しくて虚しくて……。確かに義之は助かり、
全話を通して
D.C.から、純一の歳の重ね方が悲しかった。昔の事を思い出す姿は昔を懐かしんでる筈なのに、ボケ老人にしか見えなかった。
第一期(D.C.II)と第二期(D.C.II S.S.)を比べるなら、第一期の方が面白かったかな。
第二期で非常に重要な物として描かれているは魔法だがその存在は第一期で匂わせる程度で、第二期で初お目見えしたに近い。だから枯れない桜がもたらす危機も降って湧いたような唐突感に今一つだった。まあ、好みの問題なんだろうけど。
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