夏目友人帳 #01 猫と友人帳
夏目友人帳の第1話「猫と友人帳」を見ました。
妖怪が見える事で幼い頃から奇異の扱いを受ける夏目貴志は、身寄りもなく親戚の家を転々とし、最近は祖母が住んでいた田舎にいた。それから何故か妖怪に襲われる事が多くなる。
その日、二体の妖怪に追われる貴志はいつものように神社へ逃げ込もうとするが、誤ってそこに封印されていた妖怪を解放してしまう。貴志はその招き猫のような妖怪ニャンコから、妖怪達から自分が祖母レイコに間違われている事、祖母の遺品である友人帳が狙われている事を知る。祖母の遺品から友人帳を発見した貴志はニャンコから友人帳が妖怪の名を集めた物であり、恐ろしい力を秘めている事を聞かされる。
そこに二体の妖怪が家に辿り着く。かろうじて逃げる貴志だったが、その不甲斐なさに友人帳を渡すようニャンコから迫られる。祖母の遺品でもある友人帳を手放せない貴志は、祖母の意志を継ぎ友人帳を使う事を決意。もしもの時に友人帳を譲る事を条件に、ニャンコの力を借りる約束をする。
ニャンコは二体の妖怪のうち一体を追い払う。ニャンコに友人帳から妖怪の名を返す方法を聞いた貴志は友人帳を使い、その妖怪の名を返す。その際貴志は妖怪イシガキと祖母レイコの過去を垣間見る。名を返された妖怪イシガキは姿を消した。
今回の事に手ごたえを感じた貴志は今後も妖怪に名前を返し続ける事を決意する。
貴志は見えるだけでなく妖怪に触れるようだが、パンチで撃退できるのは凄い。というか逃げる必要がないほどの実力に見えたが、無自覚なのだろうか。
作品のヒロインと思わしきレイコは、故人な上、主人公の祖母。登場する姿が、生前の若い頃だけというのはヒロインだからこそか。
ニャンコ先生という名前は版権的に大丈夫なのだろうか。ニャンコ先生は友人帳に載ってないのだろうか。その口ぶりから察すると載ってなさそうだが。
レイコとイシガキの意識のすれちがいは切なかった。イシガキの心情は描かれたが、レイコにとってイシガキはどの程度の存在だったのか。友人帳に名が載るだけの存在、名から思い出せるほどの存在か、名を見ず聞かずとも思い出せる存在だったのか、気になった。
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