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ワールド・デストラクション~世界撲滅の六人~ #13(終) 未来には二通りある

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アニメワールド・デストラクション~世界撲滅の六人~の第13話(最終話)「未来には二通りある」を見ました。

あらすじ

ワシ師率いる救済委員会に囲まれた撲滅委員会の三人。デストラクト・コードを要求するワシ師だったが、デストラクト・コードはワニ師が奪った後だった。そこに現れたワニ師はデストラクト・コードをワシ師に投げ渡し、キリエを要求する。撲滅委員会・救済委員会・ワニ師の入り乱れた混戦の中、モルテはワシ師とキリエはワニ師と相対する。

崖から落ちたナジャとリ・アは記憶の迷宮により過去の記憶を見ていた。リ・アが見た幼い頃の記憶で、リ・アはキリエと会っていた。しかし、その記憶の中のキリエの印象は今と違い、髪の色も赤かった。その事を聞いたナジャはある考えに至り、急ぎ地上を目指す。

多勢に無勢な状況からトッピーは撤退を呼び掛け、キリエはトッピーに続き、モルテもデストラクト・コードを奪って撤退する。洞窟の中を逃げる撲滅委員会を目掛けワシ師はミサイルを放つ。キリエはトッピーとモルテを庇って爆発の衝撃を受け、洞窟の深くへ落ちていった。

意識を失ったキリエは記憶の迷宮のせいか過去を、ワニ師が黄金の獅子アジトを襲った時の事を垣間見る。その中でキリエは過去の自分から話し掛けられ――。意識を取り戻したキリエの髪は赤くなっていた。

地上へ向かう途中でキリエを発見したナジャ達はその場に現れたワニ師からキリエがデストラクト・コードであると知らされる。キリエはモルテとトッピーの居場所を確認すると三人が目を離した隙に姿を消す。

救済委員会に拘束されたトッピーとモルテは戦艦の中でデストラクト・コードの使い方を求めるワシ師から拷問を受ける。そこに現れたキリエは触れた物を次々と砂に変えながら、モルテとトッピーを助け出し、急ぎ離れた場所へ逃げるよう促す。事態の飲み込めない二人にキリエは説明する。

モルテの持っていた黒い球はデストラクト・コードの記憶媒体で、その本体はキリエ自身だった。そのデストラクト・コードが発動するのは破滅を願う人間の思いが真に集まった時。そして今、デストラクト・コードはモルテの思いを受け発動する。

キリエを中心に大きな砂嵐が世界を飲み込んでいく。キリエから離れるモルテとトッピー、さらにナジャとリ・アは近くを通りがかったアガンに拾われる。

遠く離れていくキリエの姿を見つめていたモルテは意を決して飛び出しキリエの元へ駆け寄る。そして自分の全ての思いをキリエにぶつける。

砂嵐は治まり、デストラクト・コードはの記憶媒体は崩れ、キリエの髪は黄色く戻っていた。

最終話の感想

モルテの弟・レーヴェはデストラクト・コードについてどこまで知っていたのだろうか。モルテのように世界の破滅を望んでいたのかはわからないままだった。

リ・アの一目惚れは幼い頃が理由だったのか。それは初恋の相手がキリエだったという事だろうか。

キリエ・モルテ・トッピーの中で一番ボケていたのはやはりトッピーだった。あの状況でどうして「不良」という単語が出てくるのだろうか。

獣人のトップに立つ者があの程度の人柄だったのは以外だ。ワニ師もそこそこ小者だったが、ワシ師はそれ以上だった気がした。何だかんだでゾウ師が一番まともで、それなりの器も持っていたと思う。

全話の感想

恐らく、このアニメで一番話題になるのはモルテの心変わりだろう。たしかに最後にデストラクト・コードを止める行動に出るのは急すぎた気もした。たしかにこれまでの道中で心変わりしました、と見るには辛いと思う。でも、私にはそう違和感のない終わり方だ。

私の考えだと、デストラクト・コードの破滅の実像がモルテのイメージとかなり違ったのではないかと思う。モルテがイメージするデストラクト・コードがもたらす破滅はもっと抽象的で、それこそ世界が光に包まれる程度の演出だけのような破滅だったのだろう。しかし実際は、あらゆる物が砂に帰す、と酷く現実的な破滅だった。その差が、モルテが一気に心変わりするトリガーになったと私は考える。

しかし、キリエの正体を明かしてしまったらゲームの売り上げに影響するんじゃないかと思う。それぐらい重要な内容だと思うんだけどなぁ。でもキャラクタもアニメとゲームはかなり違うようだし、そんなに影響しないのかな。

だが、これだけは絶対に譲れない、タイトルに偽りあり。六人全員が撲滅を望んでいなかった事はよしとしよう。しかし、どう見ても五人だった。あきらかにアガンは世界に対して何ら関わっていない。役としてはレーヴェの言葉をモルテに伝えるという重要な役だったが、世界のあり方に対しては特別考えてはいなかったと思う。まあ、興味を引くタイトルだった事は認めよう。

絵柄は終始安定していて良かった。それとゲストキャラクターの女性陣が可愛かった。とくに偽モルテ(ナデシコ)のデザインは結構好きだった、モルテよりも。

アニメで残念だったのは水嶋ヒロのナジャが聞けなかった事。しかし、小林ゆうのリ・アは聞けた。うーん、相殺?

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