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コードギアス反逆のルルーシュR2 #22 皇帝ルルーシュ

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アニメコードギアス反逆のルルーシュR2の第22話「皇帝ルルーシュ」を見ました。

あらすじ

皇帝となったルルーシュは改革を強行しブリタニアを作り変える。ルルーシュの即位を認めないビスマルクはジノらラウンズを引き連れブリタニアに進軍するも、スザクのランスロット・アルビオンの前に敗退する。名実ともにブリタニアの支配者となったルルーシュは超合集国への参加を表明し、その交渉の場にアシュフォード学園を指定する。会談でルルーシュは超合集国の乗っ取りを目論んでいる事を看破されるが、そこにスザクを乱入させ国家元首らを人質に軍を開始する。そこに帝都ペンドラゴンが消失した報が入る。ルルーシュはその仕業が天空要塞ダモクレスから発射されたフレイヤ弾頭で、それがシュナイゼルの企みだと見抜く。そこにシュナイゼルから通信が入る。シュナイゼルは全てのフレイヤ弾頭を回収した事を伝えると、自身が擁立する新たな皇帝候補としてナナリーを紹介する。驚愕するルルーシュとスザクにナナリーは敵対する意志を示す。

感想

ルルーシュ達が目指すゼロレクイエム。直訳すれば「ゼロの鎮魂歌」だ。恐らくこれがルルーシュの幕引きだろう。スザクの称号であるナイトオブゼロも「ゼロの騎士」になるからな。ロイドはともかくセシルが協力するのだからゼロレクイエムは良い結果をもたらすのだろう。

虐殺皇女ユーフェミアが霞むほどの行いを目指す悪逆皇帝ルルーシュ。ユーフェアの虐殺ですら日本人の全てを殺したわけではない。それ以上の行いならルルーシュは世界中の悪意という悪意を一身に背負うか。そしてゼロレクイエムへ収束させるか。神楽耶との会話に出た「壊す覚悟」の集大成がゼロレクイエムか。

ルルーシュと真に決別してしまったカレン。カレンがルルーシュに抱く気持ちは憧れだけではなかった。一ヶ月前で神根島で会えていたなら、ルルーシュの横にスザクがいなければ……。キスをした直後のシーン、二人の瞳の状態が違ったのは印象的だった。

ビスマルクを圧倒したスザク。「生きろ」というギアスが勝利に繋がるのに納得がいくかは賛否両論ありそうだ。
私の考えだと、「生きろ」というギアスは単純が故に強力で、その内容も抽象的だ。ギアスが発動するとスザクは自分の全てを賭けて生きようとするが、その内容は時々によって変わってくる。ビスマルクとの戦いでは生きる方向性をビスマルクを倒す事にもっていき、ギアスの無意識に自身の意識を合わせる事で、全身全霊を掛けた本能的な力を発揮しビスマルクを撃破したのだと思う。神根島で対峙した時にはスザクの意識とギアスという無意識が一致しなかったため窮地に陥った。

ルルーシュに踏み躙られた神楽耶。神楽耶はいつも気丈で感情をあらわにした姿が皆無だっただけに、涙を流した姿には思わず新鮮さを感じてしまった。その涙は裏切られた悲しみとは別に、ゼロを信じていた自分への憤りも含まれていたように見えた。

リヴァルの言葉は的を射ている、たぶん。

ミレイを呼び捨てにするロイド。本当にミレイはロイドにとって特別だったのかもしれない。

ルルーシュやスザク、ギアスを掛けられた兵の衣装に描かれたマークは瞳をモチーフにしているようで洒落ている。

ルルーシュがニーナを欲したのはフレイヤへの対抗技術が目的だろう。

ルルーシュに仕え続けるジェレミア卿。彼はマリアンヌの死の真相を聞かされたのだろうか。

ヴィレッタは黒の騎士団に残ったようだが騎士団の制服は着ていなかった。幹部と共にいられるのはギアスを知っているせいか、扇の女だからか(笑)。
玉城さんはアンポンタン。

ラウンズの中でジノだけ生かされたのは手加減されたんだろう。スザクとジノの差は機体性能以前に志の問題だな。

しかしランスロット・アルビオンの性能は恐ろしいな。シンジュクゲットーで初登場したランスロットを思わせる圧倒的な活躍ぶりだった。エナジーウイングの能力が機動性だけじゃなかったのには驚いた。

ギアスを持っていながらも、ギアスを持っていない所かギアスを掛けられているスザクに敗れ去ったビスマルク。彼が以前ギアスを使った相手はマリアンヌだったらしいが、どのような経緯でそうなったのだろうか。皇帝より賜わりしエクスカリバーはたいした事なかったな。

アーニャは遺跡から助けられたようでシュナイゼル勢に所属。
そのシュナイゼル勢から逃げ出したのは咲世子だろうか。
コーネリアはシュナイゼルのやり方に不満があるようだが他に行く所がないんだよな。せめてギルフォードのような付いて来てくれる存在がいたなら一人でもルルーシュに立ち向かったのかもしれない。
シュナイゼルが用意した天空要塞ダモクレス。シュナイゼルも力による支配を求めていると思ったが、皇帝は自分ではなくナナリーを擁立した。ナナリーを傀儡して世界を握ろうという事か。

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