ゼロの使い魔~三美姫の輪舞~ #12(終) 自由の翼
アニメゼロの使い魔~
あらすじ
タバサ親娘を救出した才人たちは国境を目指していた。その途中、ルイズは自分の魔法が使えなくなっている事に気付く。遂に才人たちは国境の橋まで辿り着くが、その前にシェフィールドと巨大なゴーレム・ヨルムンガントが立ちはだかる。才人たちは強力な障壁を有するヨルムンガントに成す術がなく追い詰められる。そこに
東方 号が「大いなる槍」を運び駆けつける。ガンダールヴの力で大いなる槍・高射砲を理解した才人は皆に指示を出しヨルムンガントを砲撃する。しかしヨルムンガントの障壁は高射砲すら防いだ。困った才人にデルフは砲弾にディスペルをかけるよう言うが魔法の使えないルイズは怖じ気づき魔法を試そうともしない。そんなルイズをタバサは挑発しルイズの感情を爆発させ魔法を取り戻させる。ディスペルのかけられた砲弾はヨルムンガントを貫き撃破する。帰国したルイズはその罰として王位継承権第二位を与えられ、才人はシュヴァリエの位を取り戻した。
感想(最終話)
ルイズの魔法が使えなくなるという展開は唐突過ぎませんか? 結局、心因性だったようだけどその切っ掛けになるような描写がないのはどうだろう。これまでの展開でも不安が募っていくというシーンはあまりなかったと思う。
タバサはこれまでの出番が嘘のように活躍。御伽噺のお姫様に憧れていた事も意外。もしかすると、普段読んでいる本も知識・教養系ではなく物語だった可能性も。ルイズの状態が心因性だと気付いていたようだがそれが夜からだったとしたら意地悪だ。恋敵には容赦なしか。
シエスタが才人と絡む出番はなし。
ガリア王ジョゼフは結局何がしたかったのか。
アンリエッタがルイズに王位継承権第二位を与えたのは単なる褒賞か、それとも軽率な行動をとらせないための楔か。理由がはっきりしないから微妙だ。
物語で最後の障害となる敵が個体だったのはシャナ第二期と被る。
前回登場したビダーシャルが言っていた内容は登場せず。次期シリーズへの持ち越しか、単なる投げっぱなしか。
感想(全話)
結局、三美姫とは誰の事だったのか。文字通り姫なのは最終話でなったルイズを除けばアンリエッタ・タバサ・ティファニア。そういえばストーリーも序盤はティファニア、中盤はアンリエッタ、終盤はタバサだった言えなくもない展開だった。公式サイトのイメージイラストだとタバサは小さくイルククゥとシエスタの方が大きい。しかし、このイラストはアニエスもいる事からあてにならないのかも。
イルククゥとシルフィードというのはどちらが真名だったのだろうか。
シェフィールドの言っていたもう一人の虚無の担い手は誰だったのか。その最有力候補であったティファニアも推測の域を出る事はなかった。
全12話という尺が制約になったのか演出や展開で唐突な箇所が気になった。
「大いなる槍」の登場も唐突だった。まあ第一期・第二期と登場が続いた近代兵器の流れを断ち切りたくなかったのだろうけど。しかし、高射砲の積み下ろし・設置の時間があったようには思えなかった。
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