EntriesPerRebuildを見直して再構築時間を短縮(MT4.2以降)
Ogawa::Memorandaさんの記事今さらですがMTOS 4.23に乗り換えましたで環境変数EntriesPerRebuildの仕様が変更されていた事を知りました。
EntriesPerRebuildは、ブログ記事アーカイブの再構築する際に、セッションごとに処理するブログ記事数(デフォルトでは40)を指定するためのディレクティブですが、実はそれだけではありません。
月別ブログ記事リストを再構築する場合を例に挙げると、セッションごとに指定された個数のブログ記事に対応する月別ブログ記事リストを生成します。
こんな重要な事、環境変数リファレンスには書いてありませんでした。
今日までEntriesPerRebuildは100に指定してありました。
しかし、現在の100は初期値40の2.5倍です。
これでも少しは効果が出ている、と思いたく、EntriesPerRebuildを40と100の場合でテストして見ました。
結果は……バッド、40でも100でも再構築時間は変わりませんでした。
これはなおの事EntriesPerRebuildの値は見直しが必要です、たぶん。
しかし実際に効果的のある値がわかりません。
なのでOgawaさんの記事の400をそのまま採用してみました。
EntriesPerRebuild 400
EntriesPerRebuildに400を指定した結果、再構築時間は2分短縮されました。
2分はでかいです。
再構築時間を縮めるべくテンプレート見直すなど過去にも色々な事をしましたが、分単位というのはかなりの効果がある部類になります。
できればさらに値を上げて試してみたい所ですが、サーバへの負荷がわからない内はこれ以上の検証はためらわれます。
何かが起きてレンタルサーバを追い出されるような事になってはたまったものではありませんし。
Ogawaさん、貴重な情報をありがとうございました。
効果のあったブログの情報
参考までに。
実際に試した当ブログのブログ記事は832件(今日現在)です。
データベースは外部サーバのMySQLで、コメントやトラックバックは皆無です。
テンプレートは自作のものを使っています。
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