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みなみけ おかえり #13(終) 一緒だからね

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アニメ『みなみけ おかえり』の第13話(最終話)「一緒だからね」を見ました。

あらすじ

溜め息をつく春香。
その姿に千秋は悩みを抱えてると思い、夏奈と共に様子を窺ったり考えたりするが、その原因が虫歯だとは気付けなかった。
しばらくして、春香は内田と吉野を家に呼んだ。
春香は最近の二人の表情が硬い事を気にしていた。
その事を相談された内田は二人が「睨めっこ」をしていたと勘違いし、吉野と共に春香を笑わせた。
程なく帰宅した千秋と夏奈は居間に響く笑い声が何事かと部屋を覗く。
その光景に千秋は春香が自分達より内田と吉野のような妹を欲していると勘違いする。
しかし夏奈は睨めっこをしていると思い、自分もまぜろと部屋に飛び込んだ。


夜中、夢に魘され目が覚めた千秋は、夏奈のベッドに潜り込んだ。
翌朝、春香が見たのは夏奈にしがみ付く千秋の姿。
それは昨晩見た夢の内容「夏奈が買い物に出かけたまま戻らなくなる」が原因だった。
しばらくして春香は遊びに出かける。
千秋が離れない夏奈は仕方なく昼寝を始め、千秋もその横で昼寝をする。

千秋が昼寝から起きると、夏奈は既に起きていたがその様子は静かと夏奈らしさを欠いていた。

春香が帰宅すると夏奈がすかさず抱きつき、千秋も夏奈に抱き付いた。
夏奈の行動の理由がわからない春香に千秋は夏奈が見た夢を説明する。
それは「春香がトイレに行ったまま戻らなくなる」という内容だった。


南家からの帰り際、内田と吉野は夏奈に短冊を差し出す。
それは学校で飾る七夕飾りの短冊。
夏奈は誰にも見せずに書き終えた短冊を内田に渡すと、帰る二人を送りついでに買い物へ出かけた。
しばらくして、なかなか戻らない夏奈が気になった千秋は卓に置かれた短冊に気付く。
その内容に驚愕した千秋は春香にも短冊を見せた。

私はもう
いらないので
消えますよ
カナ

夏奈が失踪した、と慌てふためく二人だったがすぐに冷静さを取り戻し、夏奈を探しに行こうとする。
が、そこに夏奈が帰宅する。
夏奈は品切れの牛乳を探して店を梯子していた。

七夕の夜、藤岡やマコちゃんが集まった南家で内田が夏奈の短冊を皆に見せた。

お肉

うに

短冊は一同の笑いを誘うが、夏奈は短冊の間違いを正す。

私はもうお肉
いらないので
消えますように

短冊の文章は二枚に跨っていたのだった。
真実を知った春香は短冊に「お菓子」「うに」と書き加える。

私はもうお菓子
いらないので
消えますように

そして夏奈以外にお菓子を振る舞うのだった。

感想

三人だけの姉妹。
姉妹だけの家族。
作品のタブーとも思えるような部分を深刻過ぎない加減で上手く扱っている。
正直、『みなみけ』という作品で今回のような話が見れるとは思っていなかっただけに凄く嬉しい。

アニメの『みなみけ』『みなみけ~おかわり~』や前回までの12話は、仮に見逃したとしても悔しくない、見れば面白いが変わり映えのしない『みなみけ』だった。
ゆえに今回の13話「一緒だからね」は異質で、そこが気に入った。

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