続 夏目友人帳 #13(終) 人と妖
アニメ『続 夏目友人帳』の第13話(最終話)「人と妖」を見ました。
あらすじ
昔、周辺で悪さする鬼たちが洋館近くの古井戸に封じられた。
しかし鬼たちは封じられてなお自分達を解放する妖を呼び寄せており、カイもそうした妖だった。
その古井戸の再封印と呼び寄せられた妖の退治が名取の受けた依頼だった。
知らされた事実に一人悩む夏目だったが、偶然通りがかった多軌と話す内に決心。
そして多軌に古井戸を探してくれるよう頼むと代わりにカイの為に焼かれたクッキーを預かる。
カイを探す夏目は田沼からの手がかりで洋館へ向かうも、中に用意された名取の罠に襲われてしまう。
しかしあわやという所でカイの、人を超えた力に救われる。
夏目のカイに対する想いはカイの力を見ても変わらなかった。
カイはその事を喜ぶも束の間、夏目を危険に晒した名取を怒り襲いに向かってしまう。
カイに敵わない名取は逃げる途中でカイを追う夏目に遭うと、事態を古井戸の再封印だけで収めると約束した。
遠くから二人が話す姿を見ていたカイは夏目に騙されていたと思い、面と向かって夏目に決別すると古井戸の解放に向かった。
誤解を解きたい夏目も多軌と田沼から古井戸の場所を知るが一足遅かった。
別の妖に古井戸へ案内させたカイは夏目の目前で鬼たちを解放した。
ところが解放された鬼たちはあろう事かカイを襲いに掛かったが、夏目が身を呈して庇う。
カイは傷ついた夏目の姿を受け、鬼たちを返り討ちにする。
そして鬼たちは斑に捕らわれ、名取の陣に放り込まれ消える。
気を失った夏目に歩み寄ったカイは近くに転がった友人帳に気付く。
それを拾い上げると夏目を困らせる材料にしようと思い付くが、友人帳に挿まれた花を見て思い止まる。
自分の本心に気付いたカイは声を上げて泣いた。
夏目が気がつくとカイの姿はどこにもなく、多軌から預かっていたクッキーも消えていた。
後日、多軌にカイの事を説明した夏目はいつか必ずカイに会いに行くと決意する。
感想
最終話の感想
夏目・多軌・カイの幸せ家族は解散。
結末こそ別れになってしまったが、希望が残る明るい終わり。
カイも小狐のように夏目をまた訪ねればいい。
名取の芸能人としての仕事振りが少し明かされた。
いつもながら柊は物言いこそきついが強引な事はしない。
しかしニャンコ先生を殴りつけたタイミングはおかしかった。
ニャンコ先生がいつも以上に先生らしかった。
こんな事ってはじめ(以下略
多軌に古井戸を探してくれるよう頼む夏目の距離は近かった、多軌が後ずさるほどに。
全話通しての感想
第一期に勝るとも劣らない第二期。
薄味の食べ物のようにきりなく求めさせられる作品。
そして登場するキャラは一部を除いて皆美形。
さらに小さい子らはかわいい、特にタマちゃんとか。
タマちゃんの愛くるしさは第一期に登場した小狐以上だった。
夏目と笹田の掛け合いが好きなんだけど、多軌が登場してしまったためか笹田は絡み以前に出番が減った。
地味なんだけど少しずつ夏目が変わってきているのが楽しい。
最近だと原作付きアニメは人気さえあれば第三期、第四期は在りえなくない。
OVAやOADみたいな単行本の付録でも良いですよ(ナニサマダ
あ、その前に原作を読まなきゃ。
コメント[0]
コメント投稿フォーム
コメントを投稿するにはJavaScirptが必要です。ブラウザのJavaScriptを有効にしてください。
トラックバック[0]
トラックバックはまだありません。
コメントはまだありません。