とある魔術の禁書目録 #24(終) 虚数学区・五行機関
アニメ『とある魔術の
あらすじ
風斬氷華を追う上条当麻の前にシェリーが立ち塞がった。
そこでシェリーは自身の動機を生んだ過去の悲劇を語るが当麻に否定されたため激昂して罠を発動して追い詰める。
しかし当麻は咄嗟に思い出したインデックスの言葉を手掛かりに突破。
さらに、行動と矛盾するシェリーの本心に気づいたため、全力でシェリーを撃破した。
そしてシェリーに本心を悟らせるとその場を後にした。
ゴーレムの攻撃を何とか凌いでいたインデックス。
それもシェリーが倒れた影響で限界に達し、遂に追い詰められたその時、風斬が現れる。
自身の正体を晒す覚悟と決意を抱いた風斬は、体の限界を超える力でゴーレムに立ち向かう。
それでも風斬の力は及ばず、ゴーレムの片手を精一杯受け止める所に、もう片方の拳が振り下ろされる。
そこに当麻が駆け付けた。
ゴーレムに突き突き刺さった当麻の拳は、ゴーレムの身体を自壊させた。
驚異が去って束の間、ゴーレムが崩れる音を聞きつけた御坂美琴と白井黒子の相手を当麻がしている内に風斬がいなくなる。
人と人外の友情を信じられない風斬は一人、建設中のビルの上でこれまでの幻想を振り返っていた。
そこに当麻とインデックスが追いかけて来た。
風斬の考えに反し、インデックスは氷華との友情を感じていた。
しばらくして、インデックスとの再会を約束した後、氷華の姿はインデックスに見えなくなった。
感想
最終話の感想
当麻は風斬だけでなくシェリーをも救った感じ。
そんな女に見境ない当麻に愛されているはずのインデックスさんは初登場以降の扱いが不遇。
結局、最初のエピソード以降にヒロインへ復帰する事はできなかった。
それは登場するヒロインが多い事を考えれば仕方ない事だとも思う。
007や魔術士オーフェンのようにヒロインがゲスト扱いであったなら、ここまでインデックスが不遇に扱われる事も無かっただろうに。
原作では一巻につき一人、ヒロインが投入されているんだろうか。
当麻の隣に並ぶだけで照れてしまう御坂はかわいい。
初登場時の姿からは想像できない変わりようだ。
エピローグ、ローラとステイルの会話は超電磁砲でなく禁書目録の第二期へ繋がる、予定か未定か。
全話通しての感想
『灼眼のシャナ』というアニメを赤とするなら、この『とある魔術の禁書目録』は青。
これが第一印象だった。
『シャナ』での赤色はシャナを象徴する特別な色だったが、この作品の青色は違うと思う。
それでも、タイトルロゴの色以外に、青空、夜の暗さ、電灯など各所に青味がかった色が見られた。
意図的な演出だったんだろうか。
単純に、好きな青色が目に付いたというだけかもしれない。
作品中の季節が夏とは言え、空の青色は鮮やかで、映る度に目を引いた。
それとは別に、私がこの作品で気に入っていたのは当麻が
異能キャンセラーという能力自体はそんなに珍しくないが、その効力で不運になるというのは面白い。
それはこの世界に神の加護に相当する何らかの力が存在する事を意味している。
鎌池和馬が広げた風呂敷はなかなか広い。
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