WordPress2.9以降のゴミ箱機能について
ゴミ箱機能
WordPress2.9からゴミ箱機能が新しく追加されました。
まあ、WindowsやMachintoshでは当たり前の機能ですから、使い方に迷う人は少ないでしょう。
要するに執行猶予のある削除という感じですね。
ゴミ箱に入れられたデータ(投稿・メディア・ページ・コメント・トラックバック)はデフォルト設定のままなら30日が経過すると削除されます。
設定
wp-config.phpへの記述で、削除までの執行猶予を延ばしたり縮めたりできます。
define('EMPTY_TRASH_DAYS', 60 ); // 60日
値を0にすればゴミ箱の機能を停止させられます。
define('EMPTY_TRASH_DAYS', 0 ); // 0日
この場合はWordPress2.8までの状態と同じく、削除の度に確認ダイアログが出ます。
停止させるよりも猶予を短く設定する方が邪魔にならないかもしれません。
define('EMPTY_TRASH_DAYS', 1 ); // 1日
ゴミ箱中のデータ
ゴミ箱に移されたデータの状態はtrash
になります。
データベース中、投稿・ページ・メディアならpost_status
フィールド、コメント・トラックバックならcomment_approved
フィールドに格納されています。
WordPress2.8までのcomment_approved
は、承認待ちの0
、承認済みの1
、スパムのspam
、の3種類でした。
そのため次のようなspam
だけを区別する扱いができました。
if( $comment->comment_approved != 'spam' ){
// このコメントはスパムではありません。
}
WordPress2.9以降ではゴミ箱中のデータもスパム以外に振り分けられるため、このようなざっくりした書き方では不都合が生じる可能性があります。
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- wp.Vicuna Ext. Customのコメント周りに不具合をいくつか発見しました。 どれも軽微な不具合なので急いで修正する必要はないと思います。
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