ジュースの空き缶でペン立てを作る
ジュースの空き缶でペン立てを作りました。
たぶん、側面から刃を当てる缶切りを使うのが一番簡単なのでしょうが、我が家にはありません。
上面から刃を当てる缶切りはあるのですが、缶とサイズが合致せず使えませんでした。
缶を切断する道具では缶切り以外だと鋸ぐらいしかない思い浮かばないのですが、私が紹介する方法はもう少しスマート、だと私は思います。
方法も然る事ながら、仕上がりを綺麗にしやすい方法だと思います。
刃物を必要としないので子供でも比較的安全かと思われます。
予習
作業工程の意味を理解するために缶の、特に上面の構造について説明します。
缶の上部は、円筒状の側面に飲み口のついた上面を被せて作られています。
つまり、側面と上面は別物なのでそこを分離させるだけで、もうペン立てができます。
かといって、指を入れて引っ張ってもペンチで掴んでも分離させられませんが、現実的にそれほど苦労せずに分離させる事は可能です。
準備
材料
- 空き缶
これはもちろん、ペン立てにしたい缶です。
空き缶である必要性は、方法を読んだ後で判断して下さい。
ただ、中身が入っていても作業中に飲めない状態になってしまう可能性が高いです。
道具
まず、これだけは代用してでも必要です。
- 煉瓦もしくはコンクリートのブロック
ブロックでなくても構いませんが、レゴブロックは無理です。
私の場合、花壇造りで余った煉瓦ブロックを利用しました。
他はあった方が良い程度の物です。
- 水
- 布かティッシュ
- 砥石か鑢
- トップコート
これらは全体の工程を踏まえた上で考えて下さい。
作業
作業のほとんどは削り一辺倒です。
用意したブロックに缶の上面を押し当て、大根を摩り下ろすが如く、ゴリゴリと削って下さい。
ブロックはあくまで缶を削るために必要なので、地面やブロック塀でも問題ありません。
ただし、ご近所トラブルにならないかは考えて下さい。
削り具合は缶の淵に年輪のような筋が見えるまでです。
この筋が、側面と上面の境です。
写真のように線が九割程度見えれば削りは十分です。
あとは飲み口に指を引っ掛ければ引けば上面は取れます。
上面が取れない時はもう少し削って下さい。
これで作業のほとんどは終了です。
見栄えを整えたいのであれば仕上げが必要です。
仕上げ
削り滓を取り除いたり削り面を綺麗にするためには鑢や砥石を使います。
場合によってはカッターナイフなどで切り取る事も可能です。
けれど、それだけでは水を拭っても断面が錆びてしまいます。
それを防ぐためには色々な方法がありますが、簡単なのはコーティングしてしまう事です。
私はマニキュアのトップコートを使いましたが、接着剤やニスでも十分です。
金属に塗れ乾いた時に粘着性が無くなる種類であれば問題ないと思います。
これでペン立ては完成です。
ペンが入ってなければペン立てに見えないので、間違って捨てられないようにご注意下さい。
私は乾燥中だった一つを家族に捨てられてしまいました。
コメント[1]
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小さい頃に僕も、この方法で空き缶を開けて遊んでた時期があります。
友達とどちらが先にあけられるかを競ったり、、、