プラグインをちょっと改造(改良?)
Movale Typeには便利なプラグインが多数あります。
ただ、プラグインにはプログラムソースだけのものがあります。
そういうプラグインは作者のURLやヘルプがわからず、バージョンアップの時、使い方を忘れた時、エラーが起こった時にどうしようもなくなってしまいます。
例えば、MTにデフォルトで同梱されているTemplate Backup and Refreshはプラグインページを見ても右側の項目が一つもありません。
そこでいざという時の為に、裸のプログラムソースをプラグインへドレスアップします。
この記事の方法では修正箇所が見つからない場合があります。その場合は補足記事をご覧下さい。
例としてTemplate Backup and Refreshを使って説明します。
まず、TemplateRefresh.plの中からpackage MT::Plugin::~~;
という行を探します。プログラム最上部周辺にあるのですぐに見つかると思います。
package MT::Plugin::TemplateRefresh;
次にこの行のpackageより後のMT::Plugin::~~
を、この行より下で探します。
見つけたらその箇所よりすぐ下にname =>
がある事を確認して下さい。他にdescription =>
やversion =>
があるかもしれません。
そこが修正箇所です。
sub BEGIN {
MT->add_plugin(new MT::Plugin::TemplateRefresh({
name => "Template Backup and Refresh",
description => "<MT_TRANS phrase=\"Backup and refresh existing templates to Movable Type's default templates.\">",
version => 1.1,
}));
}
以下が表示項目の名前と意味です。
- name
- プラグインの名前
- version
- プラグインのバージョン
- description
- プラグインの概要
- author_name
- 作者の名前
- author_link
- 作者のホームページへのリンク
- plugin_link
- プラグイン・ページのリンク
- doc_link
- プラグインのマニュアル
例えば以下の箇所に変更を加えると
version => 1.1,
doc_link => 'http://www.sixapart.jp/movabletype/manual/3.3/05_preinstalled_plugins/template_backup_and_refresh.html',
}));
(リンクは見えませんが)画像のようになります。
注意する点は右側の値を ' で括る事です。"でも良いのですがここでは ' にさせていただきます。
また、半角英数字以外は使わないで下さい。文字化けします。全角文字を使う方法は割愛させて頂きます。
これで便利だったプラグインが更に便利になります。
この記事を書くのにSix Apart - 技術情報提供ブログ: プラグイン開発のためのファーストステップを参考にしました。
最後に、下は参考記事を元に作ったサンプルプラグインの画像とソースです。
package MT::Plugin::MyPlugin01;
use strict;
use MT;
use vars qw($VERSION @ISA);
@ISA = qw(MT::Plugin);
$VERSION = '45';
my $plugin = new MT::Plugin::MyPlugin01({
name => 'Sample Plugin',
version => $VERSION,
description => "Sample Plugin Gaiyou",
author_name => '4n5 Watanabe',
author_link => 'http://www.example.com/author_link',
doc_link => 'http://www.example.com/doc_link',
plugin_link => 'http://www.example.com/plugin_link',
});
MT->add_plugin($plugin);
1;
コメント[0]
コメント投稿フォーム
コメントを投稿するにはJavaScirptが必要です。ブラウザのJavaScriptを有効にしてください。
トラックバック[0]
トラックバックはまだありません。
コメントはまだありません。